姉妹都市サンマテオ60周年記念式典に出席しました。
10月は姉妹都市であるサンマテオ(米国)から交流親善団が豊中市を訪問しました。文化芸術センター小ホールで行われた60周年記念式典では、サンマテオの少年野球チームの子どもたちが墨で書いた「花」や「平和」などの言葉を披露。サンマテオ市長も式典に参列されました。アモーレンス・リー市長はユダヤと中国のバックグラウンドを持ち、初のアジア系議員として2019年に当選。そして今年1月、初のアジア系市長になりました。
式典が終わるとレセプションランチです。レセプション会場に入ると英語が飛び交っています。こうなると英語モードにスイッチが入ります。自分の名前のあるテーブルに行き、同席の交流親善団の女性と早速握手をして自己紹介です。この女性は図書館司書とのことでした。サンマテオの図書館を早速スマホで検索。なんとも素敵な図書館!!
ランチを食べながら互いの議会のシステムについて情報交換です。サンマテオには市議が5人しかいないんだそうです。人口規模は10万人規模の都市なので単純に人口比で考えても豊中市よりも少ない(豊中市は34人)。さらに大きな違いがあるんです。それはサンマテオの市長の任命制度で、なんと各区から1人ずつ選出されたこの5人の市議が一年交代で市長をするそうです。議員の任期は4年なので議員のうちひとりは市長としての任期なく終わるということになります。面白いですね。アモーレンス・リー市長の任期は今年1月から12月です。もうすぐで終わりますね。
調べてわかりましたが着任直後に住民グループがリコールするための署名を集めるということがあったそうです。記事を読んだところリコールされた理由は「振る舞いが市長としてそぐわない」など、ちょっとよくわかりませんでした。もう少しリサーチすれば出てくるかもしれません!アモーレンス・リー市長、1年の任期とはいえなかなか波瀾万丈だったようです。
別れ際に、図書館司書の女性より
「豊中市議会の女性議員が増えているのはいいことですが、もっと増えることを祈っている」と激励の言葉をいただきました。現在の女性議員の数10人は豊中の市議会史上最多なのですが、34人中10人ではまだまだ足りないということなのでしょう。突っ込まれて当然ですね。
豊中市は女性の政治進出を進めましょう!