市政報告ニュースNO.1を発行しました!
豊中市議会議員としての任期が始まりました。
このたび行われました豊中市議会議員選挙で20位2412票という結果にて豊中市議会議員になりました。みなさんのおかげで短い準備期間で三児の母として子育てしながらも、なんとか議員としての活動を始めることができました。みなさんの期待に応えられるよう全力で頑張ります。改めてよろしくお願いいたします。選挙中から訴えていましたが、私のモットーは
「あなたらしさを応援します!」豊中市をもっと個性と多様性が尊重される街へ!
そのために私は経済格差で人生が左右されないフェア(公平・公正)な仕組みをつくります。市民の方の声を聴いて回り、豊中市の改善点を見つけ出し、その改善を求めて議会で質問し、市役所へ要望書を出すことで、豊中を市民にキメ細かく手厚いサポートを行う街に変えます。それが私のミッションです。そのために走り続けます!
建設環境常任委員会の担当になりました!さっそく異議あり!
市議会ではいくつか委員会があります。そのうちの建設環境常任委員会の担当になりました。委員会で質問したのは、脱炭素のゼロカーボンシティを目指すため省エネ家電の買い替えを促進する事業、具体的には「省エネ家電購入時に市がポイントをつけるよ(購入額の20%相当、一世帯最大10万円分)」という施策についてです。
さっそく異議あり!(委員会で反対したのは私ひとりだけでした)。
そもそもこの財源はコロナ禍と物価高騰で影響を受けた生活者への支援のために、国から豊中市へ「このお金使って」と言われた「国庫支出金」です。しかし、省エネ家電を新品(エアコンだと安くても10万円はします)で購入できるような人々は、比較的余裕のある方々です(例えば家電を50万円分購入すれば一世帯最大10万円相当のポイントが得られる!)。困窮世帯に支援が行き届くとは思えません。
誰のための財源やねーん!という話です。優先順位が間違ってないでしょうか?
まずは、家電を買う余裕のない困窮世帯にお金を渡す。そのお金で何をするかはその人たちの自由です。支援金で生活困窮者の方に多少の余裕ができて、「新しい冷蔵庫買おうか」「エアコン買おうか」となって、消費喚起を促すのが「国からの生活者支援のための交付金利用」の正しいあり方ではないでしょうか。生活困窮者のためのお金を家電購入時のポイントに回すのは、どう考えてもおかしい。だから、採決の際も反対しました。
一般質問は女性差別をなくすために追及&提言!日本のジェンダーギャップ指数が125位と国際的にかなり低い水準に置かれています。G7(先進7カ国)の閣僚などが参加した男女共同参画・女性活躍担当相会合でも「男女共同参画担当大臣」に男性大臣を送り込み、世界から失笑を買いました。
これで先進国? 私は日本を真の先進国にしたいと思っています。
国づくりも、まずは地元から地道に。豊中市には、現在は男女共同参画社会を目指すために社会構造を見直していく「男女共同参画」と冠する部や課は存在しません。その代わり、今年度より「女性支援係」が置かれています。もちろん、弱い立場に置かれがちな女性の支援を行うのは当然です。その上で、そもそも女性を弱い立場に置かないように社会を変えていく必要があるのではないでしょうか。
そのためには「女性支援係」”では”なく「男女共同参画部」が必要だと提言しました。
岸田首相は「異次元の少子化対策」といっていますが、少子化は一過性の「対策」でどうにかなるものではありません。そもそもいまの社会には結婚・出産がデメリットになる要因が多すぎるのです。コロナで貧困に陥ったのは、特に非正規労働が多い女性たちでした。子どもの出産・育児でキャリアが途切れ、低賃金労働や水商売などの職にしかつけない状況に置かれるのは、なによりも女性です。DVで逃げ出して苦労するのは、女性です。シングルになってしまえば、家事・子育てしながら安い賃金で、あるいは、不本意な形で働くという苦しい生活を送らねばなりません。そんなリスクをいったい誰がとるでしょうか?
キャリア形成と子育ての両立をサポートする仕組みこそが必要なのです。
男は正社員、女は専業主婦+パートという昔ながらの「標準」や「スタンダード」を見直し、「男女共同参画社会」を実現しましょう。でなければ、そもそも誰が子どもを産みたいと思うでしょうか?
政治家も管理職も男ばかりの社会で、「少子化対策に全力を出す」ことができるのでしょうか?まずは社会構造に働きかける「男女共同参画部」をつくる。その中に「女性支援係」を設置し、困難な状況にある女性を伴走型でしっかりと支援する。
そして、豊中から日本を男女が対等に、平等に、暮らしていける真の先進国にしていきましょう!
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