世界の目シリーズ「日本の新首相、高市早苗氏の就任」
こんにちは!世界の目とはいえ、カナダのニュースです。※カナダに12年住んでいたので、カナダの記事やニュースに馴染みがあり、調べやすいのでどうしてもカナダの情報が多くなりがち、、
何度も言いますけど、日本をカナダにしたいとかカナダが全て正しいとか日本が正しくないとか言いたいのではありません。
日本を俯瞰しよう、世界を俯瞰しよう、そういうのって大事ですよねってことです。悪しからず。。
さて、高市さんが首相になって、維新と閣外連立だということで、懸念はたくさんありますが今回はそこは深掘りしません。
日本初めての女性首相誕生!、、なのですが、喜べない、ということについて。
首相がようやく女性になったからと言ってジェンダー平等が実現するのかといわれると、そうではないからです。
少なくとも高市さんには望めない。こういった日本の空気は当然世界でもキャッチされハイライトされています。
カナダの報道を紹介しますね。
AIのおかげでだいぶ楽になったものの、英字記事を共有するのってまあまあ体力がいるんです。今回共有しよう!
、、とモチベーションになったのは、高市氏の首相就任について、カナダのメディアは冷静な視点を持っているなぁと改めて感じたからです。
ぜひ実際の報道動画も(記事の後にリンク貼り付けたので)観ていただきたい。
特に後半の「高市さんが靖国参拝を頻繁にする人物像をもつ」、というくだりでは、ちゃんと第二次世界大戦当時の映像が流れます。
海外のニュースなので細部には触れていませんが、概括的な2分ほどの報道であるのに国民が知るべきポイントがしっかり押さえられていると思いませんか?
日本でもこのように、国民が全体像を俯瞰できる報道がなされてほしいものです。
翻訳版↓
日本の新首相、高市早苗氏の就任(カナダメディアGlobal NEWS:2025年10月22日報道)
高市早苗氏は、女性として初めて日本の首相に就任した。彼女は天皇に拝謁した後、日本の指導者となった。
まちの声は「新しい風」だと歓迎する声がある一方で「ちゃんと仕事をしてくれる人であれば誰でもいい」という意見もある。
政策
彼女の公約は経済再建と、外交及び安全保障の強化で、カナダ・アジア太平洋財団の主任研究員のサン・パク氏によると高市氏が日本の男性優位社会を改革する可能性は低く、既存の保守的な体制や価値観を維持する方向性だということだ。
高市氏は同性婚や夫婦別姓に反対の立場だ。
彼女の政治家としてのロールモデルは労働組合の力を弱体化させた保守派のマーガレット・サッチャー元英首相であり、安倍晋三元首相と彼の政策の信奉者である。
外交に関しては、韓国との強固な関係を築きたいと述べているものの、第二次世界大戦の戦犯を含む日本の戦没者を祀る論争の的となっている靖国神社に頻繁に参拝している。
首相就任の背景と今後の課題
高市氏は国民が直接選ぶ総選挙ではなく、所属する自民党の総裁選挙で選ばれた。
自民党は単独過半数を獲得していない。連続して選挙に敗北し、議会で過半数を失った自民党は、保守層が極右政党に流れるのを防ぐため、強硬派の高市早苗氏を新たな党首に選んだ。
日本はカナダの主要な貿易相手国の一つであるが、パク氏によれば「高市政権下でもその良好な関係は維持されるか、さらに改善される可能性が高い。
高市氏が首相の座にとどまれるかどうかは、日本の経済を再建できるかどうかにかかっている」とのことだ。
元ネタはこちら(Global NEWS)必聴です!→https://www.youtube.com/watch?v=ZKFdQLcOAuM