建設環境委員会での初質問
6月2日に建設環境委員会で質問をしました。以下はボランティアKさんが書いてくれました!
こんにちは!ボランティアのKです。先日の統一地方選で豊中市議選にめでたく当選さ
れた山田さほ議員ですが、2023年6月2日にはさっそく建設環境常任委員会がありました
。その報告です。
今回山田議員が質問されたのは、脱炭素のゼロカーボンシティを目指すため家電の買い替
えを促進する事業、具体的には「家電購入時に市がポイントをつけるよ」という政策につ
いてです。
ここからは山田議員の質問や意見の、K独自のまとめになります。
今回の政策には二つの「そもそも」を突き付けねばなりませんでした。
①そもそもこの財源がコロナ禍で生活が困窮した方への支援のために、国から豊中市へ「
このお金使って」と言われた「国庫支出金」です。なのに、省エネ家電を新品(エアコン
だと安くて10万円はします)で購入できるような人々は、比較的裕福な方々です。非課
税世帯などの困窮世帯に支援が行き届くとは思えません。
②そもそもゼロカーボンを目指す取り組みでしたが、家電の買い替えでの二酸化炭素排出
削減は微々たるものです。なので、基本的にこの事業は省エネ意識をもってもらうための
啓発活動となるはずです。しかし、広報もLINEや市報などを用いるのみでこちらも微々た
る効果しか期待できない。
①と②の「そもそも」を合わせて考えれば、「プールに行って省エネしよう!」とプール
や体育館などの公共施設の利用拡大によってゼロカーボンへの意識を高め、この1億円以
上の財源を困窮世帯の支援に回したほうがよくはないですか?
この政策は明らかに「誰も取り残さない街」にするという私たちれいわ新選組豊中チーム
のスローガンに反します。「取り残しまくっとるやないかい!」って感じですよね。
だから、山田議員はこの事業に「反対」と意見していました。
詳しく知りたい方はこちらのURLから確認してください。
http://toyonaka.gijiroku.com/g07_Video2_View.asp?SrchID=3625
ここからは私Kの感想ですが、「そもそも」から覆さないといけないことが多すぎると思
いました。市民の方から聞いた話では、去年もこのポイント政策を百万円単位の財源で行
っていたそうです。そして、国庫支出金のお金でそれをいきなり1億円にした、とのこと
。いやいやいや、誰のための財源やねーん!って思います。国庫支出金は非課税世帯をは
じめとした人々のもの。家電業者や電気屋さんのものじゃありません。もちろん私も豊中
育ちなので、地元の家電業者や電気屋さんが儲かってくれるのはたいへんうれしいのです
が、優先順位が違います。
まずは、困窮世帯や非課税世帯にお金を渡す。そのお金で家電を買うか、ゲームを買うか
、ちょっといいごはんを食べに行くか、何を買うかはその人たちの自由のはずです。
支援金で生活困窮者の方に多少の余裕ができて、「新しい冷蔵庫買おうか」「エアコン買
おうか」となって家電を買い、電気屋さんが儲かるというのが「国庫支出金」の正しいあ
り方なのであって、生活困窮者のためのお金を家電購入時のポイントに回すのは、どう考
えてもおかしい。優先順位が間違っています。
私たちれいわ新選組豊中チームは、あくまで優先順位にこだわります。
その理由は、
「日本を守る、とは
あなたを守ることから始まる。
あなたを守るとは、 あなたが明日の生活を心配せず、
人間の尊厳を失わず、
胸を張って人生を歩めるよう全力を尽くす政治の上に成り立つ」
という、れいわ新選組の綱領を、この豊中の地で実際に具体化していくためです。そのた
めに、まずは「明日の生活」がとても心配でどうしようもない市民の方にお金を回してい
く。むろん、生活に困っておられる方は貯蓄に回せるほどの余裕もないはずですからその
お金は豊中の経済を潤すでしょう。
そういう「やさしい経済」を私たちは目指しています。
ボランティア募集中です!
ぜひ一緒に活動しましょう!
Kでした!